お家づくり

土地に求めていた条件・決め手|スムーズに決めるためのポイントは?

megram.99

こんにちは、MEGUです。

私たちは、土地・建物をそれぞれ別の会社にお願いしました。2024年の春ごろに本格的に土地探しを始め、同年11月には土地の決済も完了しています。

基本的に土地探しには数か月ほどの期間がかかります。長い人の場合、1年以上かかるとも言われています。私たちも本格的に土地を探してから決定するまでには2~3か月ほどかかりましたが、おそらく他よりも比較的短いほうだと思います。

割と早い段階で土地を決定できたのは、そもそも土地に求める条件がさほど多くはなかったことや、私たちが早々に妥協点を見つけられたことが大きいです。

そこで今回は、私たちが求めていた土地の条件や決め手・妥協点、さらに土地決定までの期間をできる限り短縮させるためのポイントを紹介します。

土地探しの際に重視したポイント

私たちは、本格的に土地を探そう!となってからすぐに不動産屋さんには行かず、まずはSUUMOやホームズなどの不動産総合情報サイトをチェックしていました。

あらかじめ自分たちで調べられるところまでは調べて、もしも気になる土地があればそれをピックアップしてから不動産屋さんに相談したほうが話が早いだろうと思ったためです。

しかし、いくつか探してもめぼしい土地がなかったため、「こんな感じの土地が良い」という条件だけは明確にしてから不動産屋さんに相談しに行くことを決定しました。

不動産屋さんに伝えた土地の条件は、予算+次の通りです。

  • 50坪(約160㎡)以上
  • 前面道路が4m以上
  • 車を最低でも2台(できれば3台)停められるような余裕がある
  • 徒歩圏内にコンビニまたはスーパーがある
  • ICに近いほど良い
  • ザ・住宅街はなるべく避けたいが、目の前が大通りなのも避けたい

太字部分は「絶対に譲れない条件」として伝えました。

ものすごくピンポイントな要望もあってワガママ夫婦やと思われた可能性もありますが、要望を伝えるのはタダですからね。笑 もちろん、太字以外の場所は妥協することもあるんだろうなと理解しつつとにかく思いつく条件を伝えました!

実際に紹介された土地

不動産屋さんは「そんな土地ないですよ」とは言わず、「探してみます!」といつも前向きな返事をしてくれて、条件に近い土地をいくつか紹介してくれました。

その中で、内見に行った土地を覚えている範囲でざっくり言うと……

(1)三角形の変形地で2つに分割された土地

(2)希望エリアから少し逸れた、ちょうど良い広さの土地

(3)ちょうど良い広さだが、周辺道路がとにかく激セマな土地

(4)もともと駐車場として運用されており、排水設備なども入っていない土地

このうち、土地の広さが理想通りだったのは(2)~(4)。

ですが、(2)は希望エリアから少し逸れてしまっている点や、前面道路が狭い点、周辺の利便性が低い点でボツに、そして(3)は周辺道路が狭すぎてそもそも大きな車が通らずボツになりました。

(4)に関してはまだ条件が良く少し悩みましたが、土地に奥行きがあることが懸念となりました。

私が理想としていた間取りは「I型のLDK」で、かつ「横側(幅の長い方)に窓と庭をつくること」「庭は道路などの見晴らしが良い側に面していること」を求めていたからです。

奥行きのある土地でもI型のLDKで横側にベランダという設計はできますが、そうなるとおそらく室内から見える主な景色は隣家の塀でしょうし、広いベランダがつくれなくなるのは明白です。

最終的に残ったのが「最初から気になっていた土地」

不動産屋から紹介された土地はことごとくボツにしていた私たちですが、(1)に関してはボツにするほどの大きな要因がなく、土地選定バトルの最後までしぶとく残っていました。

なにせ、(1)は当初からチェックしていた不動産総合情報サイトでよく見ていた土地でもありました。2つに分割されたそれぞれの土地は広さ・形ともに×で、前面道路も決して広くはないです。

しかし、駅もコンビニも学校も徒歩10分圏内で周辺環境は抜群に良い。加えて変形地であるがゆえに、比較的どちらも安く売られていました。夫はその土地を割と最初から気に入っていて、2つまとめての購入を検討していたそうです。

迷っていた土地の購入を決めた理由

夫が検討していた「分割された土地をまとめて買う」という手段ですが、そうなると予算を少し超える点や、必要以上に広くなってしまう点、さらにその土地は建築条件付きである点が懸念で私はずっと迷っていました。

一度土地を実際に見てみようと思って不動産屋の担当者に連れて行ってもらったのですが、ここでプチハプニングが!

目的地に着いた瞬間車がパンクし、車を乗り換えてくるということで私たちは炎天下の更地に置き去りにされました。笑

おそらく人によっては、「この土地はやめとけということか」とスピリチュアル的な感覚に襲われるであろう事態ですが、すごく面白くて「この土地、逆に良いってこと?」と、むしろその土地の購入への積極性が増しました。笑

何よりも、私はものすごく治安が悪い・住みにくい・狭すぎるという場所でなければ土地はどこでもよくて、どちらかと言えば内装にこだわりがありました。

さらに、私の仕事は主に在宅で、車に乗って外で働いてくれるのは夫。なので、土地に関しては夫の意見を大尊重しようと思い、最終的にずっと迷っていた2つの土地の購入を決断しました。

ちなみに、購入の意思を見せた上で建築条件外しを交渉していたのですが、こちらも成功しております。建築条件に関するお話は、また別の記事でご紹介しようと思います!

土地探しの期間を短縮させるためのポイント

XやThreadsで数々の家アカさんの投稿を見ていると、土地探しから決定までに1年以上かかったなんていう方もちらほらいました。そういった方々と比べると私たちはだいぶ早い方です。

なぜこれほどまでスムーズに土地を決定できたのかを自分なりに考えてみました。

  • 不動産屋に相談する前から土地情報を調べ、気になる土地をピックアップしていた(実際に自分たちだけで足を運ぶこともありました)
  • 具体的な希望エリアや、家づくりで譲れないポイントを叶えるために必要な土地の条件をあらかじめ決めていた(おかげで、土地に求める条件の変更がほとんどなく、ふりだしに戻ったり時間が無駄になったりすることがなかった)
  • 「理想に合った土地を探す」のではなく「ピックアップした土地の妥協点を見つける」ことに注力した

やはり、一番大きいのは「100%理想の土地は絶対に見つからないだろう」と早々に諦め、妥協できたというところでしょうか。

私たちが狙っていたエリアでは理想に合った度合いが80%を超えるような土地すらも見つからなかったので、割とすんなりと諦められました。最終的に選んだ(1)の土地も、理想に合った度合いは60~70%くらいですよ。結局。

そもそも私たちは優柔不断とは正反対の「即断即決」派人間だったというのもありますが…

100%理想通りの土地はそもそも存在しないでしょうし、「1%でも希望に沿った土地を見つけたい」と待っていても、出てこないときは出てこないでしょう。

絶対に譲れないポイントは誰もがあると思いますが、それはこの先何十年間も同じように譲れないポイントであり続けるのか?という点も考えてみても良いですよね。

かく言う私も、数十年後はこんな大きな土地は求めないだろう、必ずしもこのエリアでないとダメというわけではないだろう、とは思っていますが。笑

その土地を購入して正解だったか不正解だったかは、実際に購入して住んでみなければ分からないですよね。どう頑張っても分からない問題なら、勇気をもって決断しない限り終わりはないと思います。

特に最近は建築費・資材費が上昇し続けていて、たった数年で爆上がりするなんてこともあるので、「買えるなら・住宅ローンが通るなら早いうちに!」「ある程度悩んでからある程度納得できる土地をスムーズに決断するに越したことはない!」と個人的には考えています。

まとめ

私たちが土地探しを本格的に始めてから土地の購入を決定するまでの期間は2~3か月と、他の方々よりも比較的短めです。それでも、「あの時めっちゃ悩んだなぁ」と色濃く残っています。

もしかするともう少し待てばもっと良い土地が見つかったのに!となる可能性もありますが、2~3か月悩んだ末にそうなるか、1年近く悩んだ末にそうなるかで心のダメージも違うかと思います。また、土地を購入してからより一層その土地が好きになったので、今のところはサッと決めて後悔はありません。

これから土地探しを始める方やいくつかの土地で悩んでいる方にとって、この記事が参考になれば幸いです。

ABOUT ME
MEGU
生まれも育ちも関西のアラサー女性。夫婦ともに地元ではない場所にて夢の注文住宅を建てます!家づくりをメインに、美容や旅行についてもつらつらと綴っていきます。
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